オーロラさんの勉強帳

IT企業勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。少しでもお役に立てたら幸いです。

【ビジネススキル】社会人に必要なビジネススキルについて

【目次】

4つのビジネススキルについて

自分のビジネススキルを考える際は、4つのスキルに分けて考えてみると良いです。
4つのスキルとは、土台となる部分の「ベーシックスキル」(図では緑の部分)。
そのベーシックスキルの上にある、「コミュニケーションスキル」、「業務スキル・専門的スキル」、「マネージメントスキル」の3つのスキルです。

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この4つのスキルに分けた考え方は、自分のビジネススキルを整理する際、キャリアを考える際などに役立ちます。
例えば、4つのスキルの中で何が自分の強みで、何が自分の弱みであるかを把握します。
そして、強みをより成長させるために何をすべきなのか、弱みを克服するために何をすべきなのかという風に、自分自身の現状を把握して、今後に向けての方針を決めることができます。
仕事で行き詰った時や、就職や転職など人生の岐路に立たされた時に自分のビジネススキルの棚卸にも使えます。

では、4つのスキルを一つずつ説明していきます。

土台となる『ベーシックスキル』について

仕事をする上、生活をする上で必要不可欠なスキルであり、コミュニケーションスキル、業務スキル、マネージメントスキルの土台となるスキルです。
具体的にどのようなものかというと、以下のようなものが該当します。生まれ持っているものや自分の努力だけでは変えられないものも多くあるのがこのスキルの特徴です。

  • 心身の健康
  • 人間性
  • 外見
  • 地頭の良さ
  • フィジカル・メンタルの強さ
  • 家庭環境
  • プライベート

心身が健康であることは、すべての基本であり、変えることのできないスキルです。健康は一度損なうと元の状態に戻すのは大変苦労します。適度な運動やサプリメント、不調があればすぐに病院行ったり、ストレスをためないようにしたり、健康を維持するために努力が必要です。

人間性は、人当たりの良し・悪し、性格の良し・悪し、困っている人を助ける・助けない、誠実さといった基本的な部分です。

外見は、美男美女の方が有利なことが多いです。美男美女でなくても、清潔感さえあれば問題はないです。
地頭の良さも、地頭が良ければいいですが、劣るのであればコツコツ勉強するしかありません。

フィジカル・メンタルの強さは、強ければ弱い人に比べると負荷の高い仕事もこなせます。また、行動力も変わってきますし、交渉の際にもお客さんに当たり負けしなかったりします。

家庭環境・プライベートは、一人暮らしなのか支えてくれる家族がいるのかだったり、家が裕福なのか・そうでないのかなどでも、精神的な余裕などが変わってきます。

自分にとっては当たり前のことでも、実は強みというか得してる部分な場合もありますよね。例えば、職場が家から近ければ、通勤時間で浮いた時間を別のことに活用できますしね。


私はメンタルがあまり強くないですし、フィジカルもそれほど強くないです。ただし、小柄で華奢なのと柔和な性格なので、お客さんの懐に入りやすいのが自分の強みだと思っています。(もちろん信頼関係は構築した上でです)
心身の健康についても、サプリを飲んだり、少しでも運動をしたりとできる範囲で健康に心がけていますが、足りていないのが正直なところですね。


コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、学生時代の面白い話をして笑いをとるようなものではなく、あくまでも仕事を円滑におこなうための他者とのコミュニケーションができるスキルです。
学生時代のコミュニケーションとは全く違うことを注意すべきでしょう。

仕事を円滑におこなうために、上司・同僚・部下、そしてお客様への適切なコミュニケーションができるスキルのことです。
もちろんその上で、面白い話なども交えてコミュニケーションができればいいですが、基本は仕事のためのコミュニケーションであることを意識しましょう。


<学校と会社でのコミュニケーションの違い>

  • 学生時代のコミュニケーション:仲良くなるため
  • 社会人のコミュニケーション:仕事を円滑に進めるため、会社の利益のため


私もコミュニケーションは苦手ですが、仕事と割り切って接しています。
会社に一人や二人、苦手な人がいると思います。その人と仲良くなる必要はありません。仕事と割り切って仕事の会話だけをすればいいのです。
仕事は売上、利益、成果をだすことが目標であり、そのためにコミュニケーションをすると割り切りましょう。


業務スキル・専門的スキル

実務を行うスキルや、商品知識や業務知識などのスキルです。
IT業界でいうと、技術の知識(プログラミングやDatabase、OSなどの知識)や業務の知識(物流、会計、貿易管理 など)が該当します。

このスキルについては、努力に比例して伸びる部分だと思います。実務でわからなかったことを家で学習する、資格を取得するなど、個人の努力次第で成長できるスキルです。


家で学習をしている人は思っているよりかなり少ないです。
そのため、家で15分でも30分でも学習する習慣をつけるだけでも、かなり強みになります。同期と差をつけることも簡単にできます。
私は33歳からIT業界に入りましたが、私よりも長く働いでいる人でも、この程度のスキルなのかと思うことが結構な頻度であります。(自己学習をできていない人をたくさん見てきました)
仕事で分からなかったことを家で勉強する、仕事に関係する資格を取得するだけでかなり職場の人と差をつけることができます。


マネージメントスキル

マネージメントだけでなく、論理的思考法などがこのスキルに含まれます。
「業務スキル・専門的スキル」ばかりに目が行きがちですが、このマネージメントや論理的思考法のスキルはかなり重要です。

マネージャーやリーダーでなくても、仕事とは常に問題・課題があり、それを解決することの連続です。マネージメントや論理的思考法で問題を解決する考え方は早くから訓練、身に着けておくべきです。

そして、このスキルはどの業種でも共通で活用できるものです。


以下の「コンサル1年目が学ぶこと」は、コンサル業界だけではなくあらゆる業界で利用できるビジネスの基本的な考え方が詰まった1冊となっています。
「結論から話す」、「数字とロジックで語る」、「ロジックツリーを使いこなす」、「仮説志向」など仕事で役立てる内容ばかりとなっています。全ビジネスパーソンにおすすめの一冊ですので、読むことをおすすめします。

最後に

4つのスキルはどれも重要であり、それぞれ他のスキルと関係を持っています。
土台となるベーシックスキルの面積が小さければ、その上の3つのスキルも成長させることができません。
自分の強みや弱みの把握、自分の未来を想像して何を伸ばすのかなども考えてみるといいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

【Windows10】スタートアップフォルダの場所は?スタートアップフォルダを開くコマンド (startupフォルダの場所)

『通勤のすきま時間で学ぶ仕事術』を紹介するシリーズです。

今回はWindows10のstartupフォルダ(スタートアップフォルダ)の場所と、startupフォルダ(スタートアップフォルダ)の場所を簡単に探すことができるコマンドを紹介します。
※startupフォルダの活用方法については、別記事で紹介予定です。


【目次】

startupフォルダ(スタートアップフォルダ)の場所

startupフォルダ個人用全ユーザ共通用の2つがあります。
個人用、全ユーザ共通用のstartupフォルダのパスは以下の通りです。

<個人用のstartupフォルダの場所>

C:\Users\【ユーザ名】\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

※【ユーザ名】には自分のログインユーザ名を指定します。


<全ユーザ共通のstartupフォルダの場所>

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup


エクスプローラーに上記のパスをコピー&ペーストすることでstartupフォルダを開くことができます。


startupフォルダ(スタートアップフォルダ)をコマンドで開く方法

上記のstartupフォルダのパスを都度調べたり、覚えておいたりするのは面倒です。
startupフォルダにすぐアクセスできるコマンドがあるのでコマンドを覚えておきましょう。

startup(スタートアップ)フォルダを開くコマンド

<個人用startupフォルダへアクセスするコマンド>

shell:startup


<全ユーザ共通用startupフォルダするコマンド>

shell:startup common

startupフォルダ(スタートアップ)フォルダを開くコマンドの使い方

<エクスプローラーに直接コマンドを入力する方法>

エクスプローラーにコマンドを直接入力して「Enter」キーを押下するとstartupフォルダが開きます。


【参考情報:エクスプローラーを立ち上げるショートカット】
「Windows」キーと「E」キーを同時に押すことで、新規のエクスプローラーウインドウを立ち上げることができます。

<「フィル名を指定して実行」ダイアログボックスにコマンドを入力する方法>

キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押下して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを表示させます。


名前の入力欄に「shell:starup」コマンドもしくは「shell:common startup」コマンドを入力して、「Enter」キーを押下するか、「OK」を選択するとstartupフォルダが表示されます。

この記事で覚えておきたいこと

  • startupフォルダまでのパスを覚えるよりも、「shell:startup」、「shell:startup common」コマンドを覚えておく方が良い。コマンドでstartupフォルダを開くことができる。(パスもわかる)
  • Windowsキー+Eキーで新規エクスプローラーウィンドウを起動できる
  • Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを表示できる


以上でstartup(スタートアップ)フォルダまでのパスおよびstartup(スタートアップ)フォルダを開くコマンドの紹介は終わりです。
startupフォルダの活用方法については、別記事でご紹介する予定ですので、読者登録していただけたら幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。

【Windows】アプリケーションをタスクバーにピン留めする方法。アプリケーションでよく使うアイテムをピン留めする方法。(タスクバーの活用)

『通勤のすきま時間で学ぶ仕事術』を紹介するシリーズです。

今回はWindowsの画面下にあるタスクバーのピン留めを使った簡単にできる時短術をご紹介します。新社会人パソコンを使った業務経験が浅い方はぜひ仕事の時間短縮に活用してください。

この記事ではWindows10の画面を使ってご紹介しています。Windowsのバージョンによっては若干操作が異なる場合がございます。

【目次】

タスクバーとは

Windowsの画面下部にあるアプリを表示したり、時刻を確認したりできる部分のことをタスクバーといいます。
※タスクバーを画面横に表示する設定もありますが、デフォルトは画面下部に表示されます。

<タスクバー>
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タスクバーの活用方法(アプリケーションのピン留め)

以下画像のように頻繁に使用するエクスプローラーやExcel、Outlook、Edge、Chromeなどのアプリケーションをタスクバーにピン留めしておくと、使いたいときにすぐタスクバーから起動ができます。

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また、ピン留めしたアプリケーションに、よく使うアイテムをピン留めすることもできます。
以下の画像ではエクスプローラーでよく使うフォルダ、Excelでよく使うファイルをピン留めしているので、タスクバーのアプリケーション上で「右クリック」して対象アイテムを選択することですぐに利用することができます。

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タスクバーにアプリケーションをピン留めする方法

スタート画面からアプリケーションをタスクバーにピン留めする方法

1.「Windows」キーもしくは画面左下のWindowsマークをクリックして、「スタート」画面を表示します。
2.タスクバーにピン留めしたいアプリケーション上で「右クリック」、「その他」、「タスクバーにピン留めする」を順次選択します。
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デスクトップなどのアプリケーションをピン留めする方法

アプリケーション上で「右クリック」、「タスクバーにピン留めする」を選択します。
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アプリケーションのよく使うアイテムをピン留めする方法

以下画像のように、タスクバーにピン留めしたアプリケーションに、よく使うアイテムをピン留めする方法です。
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最近使った履歴からピン留めする方法

1.タスクバーのアプリケーション上で「右クリック」して最近使ったアイテムを表示させる。
2.ピン留めしたいアイテム上で「右クリック」、「一覧にピン留めする」を選択する
(ピン留めしたいアイテムの右側に表示するピンのマークをクリックするだけでも良い)
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タスクバーのアプリケーションにドラッグ&ドロップしてピン留めする方法

ピン留めしたいアイテムを、タスクバーのアプリケーションにドラッグ&ドロップします。
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今回はタスクバーの活用方法をご紹介しました。
カテゴリー『通勤のすきま時間で学ぶ仕事術』シリーズの別記事もよければご覧いただけましたらうれしいです。
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