オーロラさんの勉強帳

SESの客先常駐勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。

SQL Plusの使い方・便利機能

SQL Plusの使い方について説明します。

 

 

SQL Plusとは

データベースに接続し、SQLを実行するツール(アプリケーション)です。

 

SQL Plusの起動方法

SQL Plusは以下の2つの方法で起動が出来ます。

1.コマンドプロンプトから起動する方法

2.SQL Plusのログイン画面から起動する方法

 

1.コマンドプロンプトから起動する方法

コマンドプロンプトから起動する方法は以下の通りです。

 

<ユーザー名とパスワードをそれぞれ入力する方法>

1.コマンドプロンプト起動する

2.sqlplus と入力し、「Enter」キーを押下

3.「ユーザー名を入力してください」と表示されるのでユーザー名を入力し、「Enter」キーを押下

4.「パスワードを入力してください」と表示されるのでパスワードを入力し、「Enter」キーを押下

5.Oracle Databaseに接続された旨の表示がされる

 

<ユーザー名とパスワードとネットサービス名を入力する方法>

1.コマンドプロンプトを起動する

2.sqlplus ユーザー名/パスワード@ネットサービス名を入力し、「Enter」キーを押下

3.Oracle Databaseに接続された旨の表示がされる

※ネットサービス名とは、tnsnames.oraから確認できます。ネット経由でデータベースに接続する場合にデータベースを特定する名前です。

 

</nologとCONNECTを使った方法>

1.コマンドプロンプトを起動する

2.sqlplus /nologと入力し「Enter」キーを押下

3.CONNECT ユーザー名/パスワードを入力し、「Enter」キーを押下

4.接続された旨の表示がされる

※/nolog とは、接続なしのSQL Plusのセッションの開始を意味します。ログイン無しという意味でのnologで、ログファイルのlogではありません。

 

2.SQL Plusのログ画面から起動する方法

Oracleインストールの際にSQL Plusアプリもインストールされていると思うので、SQL Plusのアプリを起動し、ユーザ名とパスワードを入力して接続します。

 

SPOOL機能

SQLの実行結果をログとして任意のファイルに出力する機能がSPOOL機能です。この機能を使うことで、後から実行結果を確認することができます。

SPOOL機能の使い方は、SQLの実行前にOS上のファイルを指定するだけです。

 

・ログの取得開始

SPOOL OS上のログを記録するファイルパス

・ログの取得終了

SPOOL OFF

 

使用例)デスクトップにsql.logというログ記録用のファイルを配置し、そこにログを記録

1.ログを記録するファイルの指定

  SPOOL C:\Users\windowsのユーザ名\Desktop\sql.log

2.ログを記録するSQLを実行

  select文を実行

3.デスクトップのsql.logにログが記録されていることを確認

4.ログの記録を終了する

  SPOOL OFF

 

設定値の表示機能(SHOWコマンド)

SHOWコマンドを使うとSQL Plusの設定値を確認することができます。

確認できる項目は、SQLPlusで設定できる項目一覧、現在の設定値、現在接続しているユーザ情報などになります。

 

・設定項目と設定値の確認

SHOW ALL

 

使用例)SPOOL機能でSHOW ALLで出力した設定値をlogファイルに記録する

1.ログを記録するファイルの指定

  SPOOL C:\Users\windowsのユーザ名\Desktop\sql.log

2.設定項目・設定値の確認

  SHOW ALL

3.デスクトップのsql.logにログが記録されていることを確認

4.ログの記録を終了する

  SPOOL OFF

 

 直前のSQLを表示(LISTコマンド)、実行(/)

LISTコマンドは、SQL Plusのバッファに格納されている直前に実行したSQLを表示します。LISTコマンドで表示したSQLは/を入力し「Enter」キー押下で実行できます。

 

直前のSQLを表示

LIST

LISTで表示したSQLの実行

/

 

置換機能(CHANGEコマンド)

SQL Plusに入力したSQLの内容を置換する機能。入力間違えや条件文の一部変更などで使うと便利です。LISTコマンドと一緒に使うと確認しながら置換が出来ます。

 

置換機能

CHANGE /変更したい文字列/変更後の文字列

C  /変更したい文字列/変更後の文字時列

 

 

使用例1)

1.誤ったSQLを実行

select * form employees;

2.置換機能

change /form/from

※置換後のSQLが表示される

3./を入力し、「Enter」キーを押下し、SQLを実行

 

使用例:LISTコマンドで確認しながら実行)

1.LISTコマンドで直前でエラーになったSQLを表示

2.CHANGEコマンドで置換

3.LISTコマンドで置換後のSQLを表示

4./を入力し、「Enter」キーを押下し、SQLを実行

 

条件の追加(APPENDコマンド)

APPENDコマンドは、指定した文字列をSQLバッファ内のSQLの終わりに追加することができます。そのため、APPENDコマンドを使うことでWHERE句を追加することができます。

 

条件の追加

APPEND  文字列

A 文字列

 

※APPENDコマンドと文字列の間には半角ブランクを2つ入れる。

 

使用例)

1.条件を指定せずにSELECTを実行

selece * from employees;

2.条件の追加

APPEND  where rownum < 10; を入力し、「Enter」キー押下

※where句が追加されたSQLが表示される

3./を入力し、「Enter」キーを押下し、SQLを実行する