プロンプト
プロンプトは[ユーザ名@ホスト名 カレントディレクトリ]$(#)の文字列で表示されます。コマンドを入力してLinuxを操作することができます。プロンプトの末尾が「$」の場合は一般ユーザ、「#」の場合は管理者ユーザを表します。
※プロンプトの表示内容は設定で変更することもできます。
一般ユーザのプロンプト
一般ユーザのプロンプトを確認してみます。
[aurora@localhost ~]$
ユーザ名:aurora
ホスト名:localhost
カレントディレクトリ:~(チルダ)
※「~」はユーザのホームディレクトリを意味します。
$:一般ユーザ
管理者ユーザのプロンプト
次はsuコマンドで管理者へ切り替えて、管理者ユーザのプロンプトを確認します。
[root@localhost aurora]#
ユーザ名:root
ホスト名:localhost
カレントディレクトリ:aurora
#:管理者ユーザ
カレントディレクトリとは
カレントディレクトリとは、現在、自分がディレクトリのどこにいるかを表しています。「~」の場合はユーザのホームディレクトリを表します。
現在のパスを確認できるpwdコマンドで確認してみましょう。
以下の場合、「~」は「/home/aurora」のことを表しています。
以下の場合は、「~」は「/home/test」のことを表しています。
ホームディレクトリとは
ホームディレクトリとは、各ユーザに割り当てられる作業場所です。「/home」配下にユーザ名のディレクトリが存在し、「/home/ユーザ名」がホームディレクトリとなります。
WindowsPCにLinux(CentOS8)の仮想環境を構築する方法は、以下の記事を参照ください。