オーロラさんの勉強帳

IT企業勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。少しでもお役に立てたら幸いです。

【AWS】アカウントの登録方法 ~AWS(Amazon Web Service)を無料利用枠で学習しよう~

Amazon Web Serviceのアカウントの登録方法、初回サインインまでの操作を紹介します。
画像は2021/2/15時点の情報となります。

目次

AWS(Amazon Web Service)のアカウント登録画面をブラウザで表示する

Googleで「AWS アカウント登録」で検索して、AWSのアカウント画面を表示するか、または以下のページからAWSのアカウント登録画面を表示します。

aws.amazon.com

アカウント登録画面で「まずは無料で始める」をクリックする

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E-mailアドレス、パスワード、AWSアカウント名を入力し、「続行(ステップ1/5)」を選択する

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連絡先情報を入力する

資格の学習のためなので「個人・ご自身のプロジェクト向け」を選択しました。
フルネーム、住所、市町村、州/都道府県または地域は、アルファベットで入力が必要です。

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請求情報を入力する

無料枠での利用においてもクレジットカードまたはデビットカードの情報は必須事項となっています。

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SMS認証の本人確認情報を入力する

テキストメッセージ(SMS)での認証を選択し、携帯電話に送信された4桁のコードを利用して、画面をすすめました。

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携帯電話に送信された4桁コードを入力します。
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サポートプランを選択し、「サインアップを完了」を選択する

「ベーシックサポート 無料」を選択しました。

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遷移した画面から「コンソールにサインイン」を選択する

メールが届いたことを確認の上、コンソールにサインインします。
アカウントが有効になり次第メールが送られてきます。数分時間がかかるようです。(私の場合はすぐメールが届きました)

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サインイン

ルートユーザーでアカウント登録時に設定したメールアドレスを入力し「次へ」を選択します。

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アカウント登録に設定したパスワードを入力し「サインイン」を選択します。

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AWSマネジメントコンソールが表示される

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以上がAWSのアカウント登録、初回サインインの操作方法になります。

【VMware】【エラー対応・解決方法】パワーオン中にエラーが発生しました: プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスがファイルの一部をロックしています。

目次


自宅PCで勉強用に使っているVMware上のCentOS8がエラーで起動できない現象が発生したので、備忘録として記事にしようと思います。

エラーの内容

VMware上のCentOS8が以下のエラーで起動できない状態になりました。
パワーオンができず、別プロセスがファイルの一部をロックしている、というエラーメッセージの内容となっています。

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エラーメッセージ

パワーオン中にエラーが発生しました: プロセスはファイルにアクセスできません。
別のプロセスがファイルの一部をロックしています

ディスク「C:\Users\【ユーザ名】\Documents\Virtual Machines\CentOS 8 (64 ビット)\CentOS 8 (64 ビット).vmdk」、
またはこのディスクが依存するスナップショット ディスクを開くことができません。

モジュール Disk のパワーオンに失敗しました。

仮想マシンの起動に失敗しました。


エラーの原因

おそらくVMware上のCentOS8を起動中にPCの電源をオフしたことが原因だと推測しています。
または、エラーメッセージの通り何らかの処理を掴んだままパワーオフした、などの要因だと考えています。


エラーの対応・解決方法

エラーに書かれている以下のフォルダに移動して、ロックファイルが格納されているフォルダ(末尾が「.lck」のフォルダ)を削除すると解決します。

C:\Users\【ユーザ名】\Documents\Virtual Machines\CentOS 8 (64 ビット)

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今回の場合は、末尾に「.lck」が付く「CentOS8(64ビット).vmdk.lck」、「CentOS8(64ビット)-73f47be2.vmem.lck」の2つのフォルダを削除することで改善しました。

参考情報

削除した「CentOS8(64ビット).vmdk.lck」、「CentOS8(64ビット)-73f47be2.vmem.lck」の2フォルダには、拡張子「.lck」のロックファイルが格納されていました。
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ロックファイルの中は以下のようにuuidなどの情報が記載されていました。
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その他の「パワーオン中にエラーが発生しました」エラーについて

「パワーオン中にエラーが発生しました」以降のメッセージが原因や解決方法を調べるヒントとなっています。
今回の場合は「別のプロセスがファイルの一部をロックしています」から、原因や解決策(ロックファイルの削除)を導きだしやすかったです。
ただし、「パワーオン中にエラーが発生しました」のエラーメッセージには他にもいろいろ種類があり、原因・解決方法が異なります。


今回の場合は当てはまりませんでしたが、
以下のように「VMware Authorization Service」を確認し、サービスが停止している場合は起動させる方法が
「パワーオン中にエラーが発生しました」エラーには有効なケースがあるようです。

VMware Authorization Serviceの確認
1.「Windows」キー+「R」キー
2.「services.msc」を入力し、「OK」
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3.サービスが停止している場合は、起動させる
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※今回のロックの場合は、サービスは起動しており、再起動しても改善はしませんでした。ロックファイルを削除することで改善しました。

【Excel VBA エキスパート ベーシック】Closeメソッド ブックを閉じる (VBA入門 36)

目次

Closeメソッド

Closeメソッドは指定したブックを閉じるメソッドです。
指定したブックの編集がすでに保存済みであればブックを閉じますが、編集が保存されていない場合は編集を保存するかどうか確認するメッセージが表示されます。


サンプルコード:Book.xlsxを閉じる

Sub sampleClose()
    Wporkbooks("Book1.xlsx").Close
End Sub


サンプルコード:アクティブなブックを閉じる

Sub sampleClose()
    ActiveWorkbook.Close
End Sub

編集が保存されていないブックをCloseメソッド閉じようとすると
以下の確認メッセージが表示されます。
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以下ではブックの変更を保存して閉じる場合と、ブックの変更を保存せずに閉じる場合のサンプルコードを紹介します。

変更を保存してブックを閉じたい場合

Save/SaveAsメソッドで保存後に閉じる方法

あらかじめSaveメソッドで上書き保存やSaveAsメソッドで別名保存した上でブックを閉じる方法です。


サンプルコード:アクティブなブックを上書き保存後、閉じます。

Sub sampleClose1()
    ActiveWorkbook.Save
    ActiveWorkbook.Close
End Sub


サンプルコード:アクティブなブックを「編集保存済」という名前で別名保存後に閉じます。

Sub sampleClose2()
    ActiveWorkbook.SaveAs Filename:="編集保存済"
    ActiveWorkbook.Close
End Sub


すでにカレントディレクトリに「編集保存済」というブックがある場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
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Closeメソッドの引数「SaveChanges」に「True」を設定する方法

Closeメソッドの引数「SaveChanges」は変更を保存するかどうか「True」/「False」で指定することができます。
「SaveChanges」に「True」を指定することで、上書き保存してブックを閉じることができます。
※SaveChagesは省略することもできます。


サンプルコード:上書き保存してブックを閉じる

Sub sampleClose3()
    ActiveWorkbook.Close savechanges:=True
 'ActiveWorkbook.Close True savechangesを省略して書くこともできます。
End Sub

変更を保存せずにブックを閉じたい場合

Closeメソッドの引数「SaveChanges」に「False」を指定することで、変更を保存せずにブックを閉じることができます。


サンプルコード:編集を保存せずにブックを閉じる

Sub sampleClose4()
    ActiveWorkbook.Close savechanges:=False
 'ActiveWorkbook.Close False savechangesを省略して書くこともできます。
End Sub