オーロラさんの勉強帳

IT企業勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。少しでもお役に立てたら幸いです。

【Word】「変更履歴/コメントなし」に設定しても、Wordファイルを開くと「変更履歴/コメント」が表示される場合の解決方法

本記事では、Wordファイルで「変更履歴/コメントなし」に設定後も、Wordファイルを開きなおすと、「変更履歴/コメント」が表示される場合の解決方法を紹介します。
※バージョンにより、一部設定の名称などが異なることがあります。

「変更履歴/コメントなし」に設定しても、Wordファイルを開きなおすと「変更履歴/コメント」が表示されてしまう


<目次>



「変更履歴/コメントなし」に設定しても、Wordファイルを開きなおすと「変更履歴/コメント」が表示されてしまう解決方法

トラストセンター>プライバシーオプションから「ドキュメント固有」の設定を変更する方法

1.Wordファイルの「ホーム」「オプション」を順番に選択する。

Word ホーム>オプション

2.「トラスト センター」「トラスト センターの設定」を順番に選択する。

Wordのオプション トラスト センター>トラスト センターの設定

3.「プライバシーオプション」「ドキュメント固有の設定」欄「ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する」のチェックボックスオフにする。
※以下画像はチェックボックスにチェックが入っているので、チェックを外します。

プライバシーオプション>ドキュメント固有の設定

4.「OK」を数回選択し、「プライバシーオプション」、「オプション」画面を閉じる。

5.Wordファイルの「校閲」タブ「変更履歴/コメントなし」に設定、上書き保存後、Wordファイルを閉じる。

校閲>変更履歴/コメントなし

上記の設定をすることで、Wordファイルを開きなおしても自動で「変更履歴/コメント」が表示されることはなくなります。


「承諾」>「すべての変更を反映」で「変更履歴/コメント」をすべて削除する方法

「校閲」タブ「承諾」(▽部分をクリック)「すべての変更を反映」を選択すると、変更履歴/コメントは削除され、変更履歴/コメントが非表示になります。

「ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する」チェックボックス「変更履歴の記録」オンの場合は、再度編集をすると変更履歴/コメントが記録、表示されます。

承諾>すべての変更を反映


「承諾」はドキュメントのレビューをする人(レビューアー)が、変更点を確認後、社内などに公開する際に使ったりします。


最後に

Officeのバージョンなのか、古いバージョンを新しいバージョンで開いた場合なのか、なぜか「ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する」のチェックボックスがオンになっていることがあります。
そんな時は『トラストセンター>プライバシーオプションから「ドキュメント固有」の設定を変更する方法』をお試しいただけたらと思います。

以上、お読みいただきありがとうございました。

【Windows】ショートカットキーで「設定」画面を表示する方法

本記事ではWindowsにて、ショートカットキーで「設定」画面を表示する方法を紹介します。

Windows 設定画面

<目次>



ショートカットキーで「設定」画面を表示する方法

「Windows」キー+「I」キーで「設定」画面を表示

「Windows」キー「I」キーを同時に押すことで、「設定」画面を表示することができます。

「Windows」キー+「I」キー

「Windows」キー+「X」キーを使って「設定」画面を表示

「Windows」キー「X」キーを同時に押し、「N」キーを押すことで、「設定」画面を表示することができます。

「Windows」キー+「X」キー

「Windows」キー+「X」キーで以下のメニューが表示されるので、「N」キーを押して、「設定」画面を表示します。

「N」キー>「設定」画面を表示

最後に

「Windows」キーを押して歯車マーク(設定)を選択して、「設定」画面を表示できますが、少し面倒ですよね。

「Windows」キー+「I」キーなら簡単に「設定」画面を表示できます。
また、「Windows」キー+「X」キーのメニューは「設定」以外にも、「タスクマネージャー」などもあるので、覚えておくと役立ちます!


以上、お読みいただきありがとうございました。

【Excel】1セル内の特定の1文字を数える方法 (LEN関数・SUBSTITUTE関数で1セル内の特定の1文字を数える)

本記事では、Excelにて、1セル内の特定の1文字を数える方法を紹介します。
※今回紹介する方法は、複数の文字には対応していません。

1セル内の特定の1文字を数える

<目次>

LEN関数とSUBSTITUTE関数で1セル内の特定の1文字を数える方法

例えば「B2」セル内の「★」の数を数えるには、以下の数式を使用します。

=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2,"★",""))

1セル内の特定の1文字を数える


上記の数式にて、「B2」部分には特定の文字を検索するセルを指定、「★」部分指定したセル内で数える任意の1文字を指定します。

以下画像では、「★」部分を「●」に変更し、「B2」セル内の「●」の数を数えています。

LEN関数・SUBSTITUTE関数で1セル内の特定の1文字を数える

=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2,"",""))


解説

今回紹介した数式では、「1セル内の文字数」から「特定の文字を削除した文字数」を減算し、特定の文字を数えます。

LEN関数・SUBSTITUTE関数で1セル内の特定の1文字を数える

<関数の説明>

LEN関数は対象セルの文字数を返します。
SUBSTITUTE関数は対象セルの文字を別の文字に置換する関数です。""(ブランク)に置換することで、文字を削除することができます。

=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2,"",""))

LEN(B2) → 対象の1セル内の文字数を返します。
LEN(SUBSTITUTE(B2,"●","") → 対象の1セル内から特定の1文字を削除した文字数を返します。SUBSTITUTE関数で「●」を「""」(ブランク)に置換することで、削除しています。
=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2,"●","")) → 対象1セルの文字数から特定の1文字を削除した文字数を除算。特定の1文字の数を返します。

使用例

階層構造のフォルダ、フォルダ内のドキュメントを一覧で出力し、階層ごとに整理する際に使用しました。
「/」の数で階層を数えています。

LEN関数・SUBSTITUTE関数で1セル内の特定の文字を数える 使用例

以上、お読みいただきありがとうございました。