オーロラさんの勉強帳

IT企業勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。少しでもお役に立てたら幸いです。

【Outlook】署名のテンプレートを設定する方法をわかりやすく紹介

本記事では、Outlookで新規メール、メールの返信時に使用する署名を設定する方法をわかりやすく紹介します。
デスクトップアプリ版、Web版Outlookのそれぞれの方法を紹介しています。設定はデスクトップアプリ版、Web版Outlookのどちらかを設定すれば、もう片方にも反映されます。

<目次>

今回使用する署名のテンプレート

========================
株式会社●●
〇〇事業部○○グループ
山田 太郎
〒000-0000 東京都〇〇〇〇
TEL:03-0000-0000
Email:sample@sample.com
URL: https://sample.com/
========================

Outlook(デスクトップアプリ)で署名の設定をする

1.Outlookを起動し、画面左上の「ファイル」>「オプション」を順番に選択する
Outlook ファイル>オプション
2.「メール」>「署名」を順番に選択する
Outlookのオプション メール>署名
3.「新規作成」を選択し、署名の名前を入力し、「OK」を選択する

 ※記事では「個人用署名」という名前で作成します。
 ※部署、チームなどで共有メールも使用している場合は、電子メールアカウントの左側のプルダウンから署名を設定する電子メールアカウントを選択します。

Outlook 署名とひな形
4.「署名の編集」欄にて、署名のテンプレートを入力し、フォント、フォントサイズなどを設定。「既定の署名の選択」欄にて、「新しいメッセージ」、「返信/転送」に今回設定した署名を選択し、「OK」を選択します。
署名とひな形

※「既定の署名の選択」にて、新規メールと、返信/転送メールで別の署名を設定することも可能です。

以上で設定は完了です。
「新しいメール」を作成すると、デフォルトで署名が設定されるようになります。

Outlook 新しいメール

Web版Outlookで署名の設定をする

1.画面左上の歯車マーク>「設定」を順番に選択する。
Web版Outlook 設定
2.「メール」>「作成と返信」を順番に選択する。
3.①署名の名前と②署名テンプレートを設定し、③「保存」を選択する。④「既定の署名を選択」欄の「新規メッセージ用」、「返信/転送 用」に作成した署名を設定し、⑤「保存」を選択する。
Web版Outlook 署名設定

以上、お読みいただきありがとうございました。

【Microsoft】アカウントの組織名を変更する方法 (Microsoftアカウントの組織情報・会社情報を変更)

本記事では、Microsoftアカウントの組織名(会社名)を修正する方法を紹介します。

勉強用に契約したMicrosoft 365 Business Standardの設定の際に会社名を適当に設定していたので、もう少し良いものを設定しようと思います。
実務で会社名や組織情報(住所、電話番号)を変更することは少ないかもしれませんが、備忘録として記事にします。


<目次>

今回実施したいこと

組織名(会社名)を「なし」としてしまったので、別の名称に変更したい。

Microsoft アカウント>組織

OneDriveやMicrosoft アプリケーションで、表示される会社名(組織名)を変更したい。

OneDrive で表示される会社名

Microsoft365管理センターから会社名(組織情報)を変更する

1.Microsoft365管理センターにアクセスする

https://admin.cloud.microsoft/

2.画面左側の「ナビゲーションメニュー」の「設定」、「組織設定」を順番に選択する

※ナビゲーションメニューが折りたたまれている場合は、ナビゲーションメニューの「すべて表示」を選択後、「設定」、「組織設定」を順番に選択します。

Microsoft365管理センター 設定>組織設定
3.「組織のプロファイル」タブを選択し、「組織の情報」を順番に選択、変更したい項目を修正し、「保存」を選択します。
Microsoft365管理センター 組織のプロファイル>組織の情報
4.保存されました メッセージが表示される
Microsoft365管理センター 組織の情報


以上で組織名(会社名)及び組織情報の変更完了です。
Microsoftアカウントにはすぐ反映されますが、OneDriveなど各種Microsoftアプリケーションへの反映は時間がかかる場合がございます。


お読みいただきありがとうございました。

【Word】「変更履歴/コメントなし」に設定しても、Wordファイルを開くと「変更履歴/コメント」が表示される場合の解決方法

本記事では、Wordファイルで「変更履歴/コメントなし」に設定後も、Wordファイルを開きなおすと、「変更履歴/コメント」が表示される場合の解決方法を紹介します。
※バージョンにより、一部設定の名称などが異なることがあります。

「変更履歴/コメントなし」に設定しても、Wordファイルを開きなおすと「変更履歴/コメント」が表示されてしまう


<目次>



「変更履歴/コメントなし」に設定しても、Wordファイルを開きなおすと「変更履歴/コメント」が表示されてしまう解決方法

トラストセンター>プライバシーオプションから「ドキュメント固有」の設定を変更する方法

1.Wordファイルの「ホーム」「オプション」を順番に選択する。

Word ホーム>オプション

2.「トラスト センター」「トラスト センターの設定」を順番に選択する。

Wordのオプション トラスト センター>トラスト センターの設定

3.「プライバシーオプション」「ドキュメント固有の設定」欄「ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する」のチェックボックスオフにする。
※以下画像はチェックボックスにチェックが入っているので、チェックを外します。

プライバシーオプション>ドキュメント固有の設定

4.「OK」を数回選択し、「プライバシーオプション」、「オプション」画面を閉じる。

5.Wordファイルの「校閲」タブ「変更履歴/コメントなし」に設定、上書き保存後、Wordファイルを閉じる。

校閲>変更履歴/コメントなし

上記の設定をすることで、Wordファイルを開きなおしても自動で「変更履歴/コメント」が表示されることはなくなります。


「承諾」>「すべての変更を反映」で「変更履歴/コメント」をすべて削除する方法

「校閲」タブ「承諾」(▽部分をクリック)「すべての変更を反映」を選択すると、変更履歴/コメントは削除され、変更履歴/コメントが非表示になります。

「ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する」チェックボックス「変更履歴の記録」オンの場合は、再度編集をすると変更履歴/コメントが記録、表示されます。

承諾>すべての変更を反映


「承諾」はドキュメントのレビューをする人(レビューアー)が、変更点を確認後、社内などに公開する際に使ったりします。


最後に

Officeのバージョンなのか、古いバージョンを新しいバージョンで開いた場合なのか、なぜか「ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する」のチェックボックスがオンになっていることがあります。
そんな時は『トラストセンター>プライバシーオプションから「ドキュメント固有」の設定を変更する方法』をお試しいただけたらと思います。

以上、お読みいただきありがとうございました。