変数の宣言
変数の宣言は「Dim」ステートメントを使って、以下のように記述します。
Dim 変数名 As データ型
※「Dim 変数名」のようにデータ型を省略すると、その変数はバリアント型になります。
複数の変数を宣言する場合は、以下のように宣言することができます。
<複数のDimステートメントで宣言する>
Dim cnt As long
Dim buf As String
<1つのDimステートメントでまとめて宣言する>
Dim cnt As long, i As long, tmp As String
ただし、以下のように記述すると変数A、変数BはVariant型になるので注意しましょう。
Dim A, B, C As Long (A、Bは型が省略されているのでVariant型になる)
もし、変数A、B、CをLong型で宣言する場合は、以下のように記述します。
Dim A As Long,B As Long, C As Long
あくまでも1つの「Dimステートメント」でまとめて複数の変数を宣言はできますが、それぞれの変数の型を省略するとVariant型となります。
変数への代入
変数に値(文字列や数値など)を入れることを代入する・格納するといいます。
変数に値を代入するには、「=」を使います。
以下は文字列型のsayHelloという変数を宣言し、「こんにちは」という文字列を格納して、メッセージボックスで表示するサンプルコードになります。
Sub sample()
Dim sayHello As String
sayHello = "こんにちは"
MsgBox sayHello
End Sub
変数の宣言と代入(:(コロン)を使って1文で書く方法)
「:」を使って、変数の宣言と代入を1文で記述する方法もあります。
Dim 変数名 As データ型:変数名 = 値
上記で記載した「こんにちは」を表示するサンプルコードの変数の宣言と代入を1文にしたコードを記載します。
Sub sampleA()
Dim sayHello As String: sayHello = "こんにちは"
MsgBox sayHello
End Sub