ActiveCellプロパティ
ActiveCellプロパティは、アクティブセルを参照するRangeオブジェクトを取得します。
以下の例ではExcelでセルA1:B7を選択している状態で、ActiveCellに文字列「選択中」という文字を代入しています。
Selectionプロパティ
Selectionプロパティは選択しているセル範囲を参照するRangeオブジェクトを取得します。Selectionプロパティはセルだけではなく、図形が選択されている場合は図形を参照します。
以下の例ではExcelでセルA1:B7を選択している状態で、Selectionに文字列「選択中」という文字を代入しています。
Slectitonプロパティはマクロ記録でセルの操作で、アクティブセル・選択中のセル範囲として記録されます。
ActiveCellプロパティとSelectionプロパティの違い
単一セルを選択している場合
単一のセルを選択しているときは、ActiveCell、Selectionともに同じセルを参照します。
単一のセルを選択している場合は、以下の2つのコードは同じ結果となります。
複数セルが選択されている場合
複数セルが選択されている場合は、ActiveCellは現在アクティブな単一セル、Selectionはセル範囲全部のセルを参照します。
以下のような状態の場合、B6がActiveCell、B2:C6がSelectionの範囲になります。