Windowsの基本的なコマンドを紹介します。
基本的なコマンドも全く使っていないと忘れてしまいますね。備忘録的な意味も込めて。コマンドは追加予定です。
コマンドプロンプトの表示
コマンドプロンプトを表示させるには、色々な方法があると思うのですが、私は以下の方法を使っています。
<2.3.の方法>
コマンドプロンプトの設定については、また別で紹介しようと思います。
コマンドの紹介
pingコマンド
データの送受信、ネットワークの疎通を確認するコマンドです。
指定したホストにping(32バイトデータ)を4回送信、4回受信。所要時間(速度)や平均値を確認することができます。
使用例)ping ○○○.com
リモートのユーザにPCの再起動をお願いしたときに、実際にPCが再起動されているかどうかを見るときに、無限にpingを送受信するオプション「-t」を付けて実行したことがあります。
pingが通る→pingが通らない(再起動のため)→pingが通る(再起動が終わったため)
送信元PCからpingが発行できているかどうかを確認するには「localhost」を指定します。自分宛てにpingを飛ばすことで、送信元PCに問題がないことを確認できます。
systeminfoコマンド
システムインフォメーションの略。
systeminfoコマンドは、パソコンのプロパティ、構成情報を確認することができます。
ホスト名、OS情報、プロセッサ、ネットワークカード、DHCP、IPアドレスなどの情報を確認することができます。
ipconfigコマンド
IPアドレスなどIPネットワークに関する設定情報を表示します。
systeminfoでは表示されないサブネットマスクやデフォルトゲートウェイなどの設定も確認ができます。
ipconfigのオプションの活用
ipconfig /all
ipconfigの後に半角スペースをあけて「/all」を付けることで、DNSの情報、MACアドレスなど、より詳細な情報を表示することができます。
ipconfig /renew :IPアドレスの再取得
ipconfig /release:IPアドレスを一時的に開放する
※renew、releaseともにネットワークアダプターを指定することも可
ネットワークにつながらないときにIPアドレスの再取得を試してみたり、release、renewでPCのネットワーク機能が正常に働いているか確認したりできます。
nslookupコマンド
DMSサーバに接続して、DNS情報(IPアドレスとドメイン)を表示するコマンド。
getmacコマンド
ネットワークアダプタの物理アドレス(MACアドレス)を表示するコマンドです。
ルーターで MACアドレスフィルタリングをする際などに使います。
物理アドレス(MACアドレス)はipconfig /allでも確認できます。
getmac /v で詳細表示することができます。
tracertコマンド
送信元から送信先へのルートをトレース(追跡)してネットワーク経路を表示するコマンド。
※Mac、Linuxの場合は「traceroute」コマンドになります。