主にOracle Database 11g の書籍を参考にOracle Databaseの用語をまとめようと思います。
※バージョンにより異なる箇所があるかもです。
※随時追記していきます。
- Oracle Universal Installer:OUI
- Database Configuration Assistant:DBCA
- DBCAのテンプレート
- ORACLE_HOME
- ORACLE_SID
- インベントリディレクトリ
- Oracle Enterprise Manager
- Oracle Net
- Oracle Enterprise Manager
- Oracle Net Configuration Assistant
- Oracle Net Manager
- リスナー
Oracle Universal Installer:OUI
・新規Oracleソフトウェアのインストール
・マシン上にインストール済みのOracleの表示
・インストール済みのソフトウェアのアンインストール(削除)
OUIでは、GUIで上記のことができます。
Database Configuration Assistant:DBCA
・データベースの作成・削除
・データベースのオプション追加
・テンプレート管理
・自動ストレージ管理の構成
DBCAでは上記のことができます。
OUI(Oracle Universal Installer)は、Oracleソフトウェアおよびオプションをインストールし、DBCA(Database Configuration Assistant)を自動的に起動します。起動したDBCAでデータベースを作成します。
DBCAのテンプレート
データウェアハウス:大量データを処理する多数の複雑な問合せをユーザが実行する環境向け
汎用またはトランザクション処理:データへの高速アクセスを必要とする多数のトランザクションを多数の同時ユーザが実行する環境向け
カスタムデータベース:データベースの定義において最大限の柔軟性を提供する
ORACLE_HOME
Oracleソフトウェアを含むディレクトリを指定する環境変数
ORACLE_SID
※環境変数
プログラムから参照できるように用意された文字列変数のこと。
インベントリディレクトリ
ソフトウェアのインストール時に使用。Oracleホームにインストールされている全Oracleソフトウェア製品、Java Runtime Enviroment(JRE)など、Oracleソフトウェアに含まれるOracle以外の製品に関する情報を格納。
Oracle Enterprise Manager
Oracle Enterprise Managerは、OUIによるOracleソフトウェアのインストールに含まれており、フレームワークには以下の機能領域が含まれる。
・管理ターゲット
・管理サービス
・Grid Control
・Database Control
・Application Server Control
Oracle Net
Oracle Net Servicesのコンポートネント。クライアントアプリケーションとサーバの間の接続を確立/保守。両者間のメッセージを交換する役割を果たします。
クライアント・サーバ形式の場合は、クライアント、データベースサーバの両方にOracle Netがインストールされている必要がある。
Webサーバ経由のWebアプリケーションの場合、Oracle NetはWebサーバ側とデータベースサーバ側の両方にインストールされている必要がある。
Oracle Enterprise Manager
Oracle Net Servicesを構成/管理するための統合環境を提供
Oracle Net Configuration Assistant
Oracleデータベースのリスニングプロトコルアドレスとサービス情報を構成できます
Oracle Net Manager
GUIインターフェイスを使用して、ローカルクライアント上またはサーバホスト上でOracleホームのOracle Net Serviceを構成することができます
リスナー
データベースサーバのコンピュータ上で動作するプロセス。クライアントからの接続要求を受信し、それをデータベースサーバに転送します。
listener.oraというテキストファイルにリスナーの構成情報は格納されています。listener.oraは、$ORACLE_HOME/network/adminは以下に格納されます。