データベースの主要なデータ型を紹介します。
数値型
NUMBER[(p,s)]:可変長数値
サイズは省略可。 pが精度、sがスケール:。精度は38桁、スケールは位取り(小数点以下の桁数)で、-84~127桁の範囲になる。s(スケール)を省略するとp(精度)の整数として使用できる。
日付型
DATE:日時情報
世紀、年、月、日、分、秒などの情報が格納される。日付、時刻を含む固定長7バイトの日付データ型。
文字型
CHAR(サイズ):固定長文字データ
最大2000バイト。サイズは省略可能。デフォルトは最小サイズの1バイト。
1~2000バイトの間でサイズの指定が可能。
もし、挿入した値の桁数が、指定した桁数に満たない部分は空白が入ります。
VARCHAR2(サイズ):可変長文字データ
1~4000バイトまで指定可能。サイズの省略はできない。
CHARのように空白が入ることがないため、データ容量の節約ができる。
LONG:可変長文字データ
最大2GB。
LONGには以下の制限がある。
・1つの表に定義できるのは1列のみ
・GROUP BY、ORDER BY句が使用できない
・副問合わせを指定して表を作成した場合、コピーされない
・制約を指定できない。
CLOB:シングルバイトまたはマルチバイトの文字データ
最大4GB。固定長、可変長に対応。巨大な文字データを格納可能
バイナリ型
RAW:RAW バイナリデータ
可変長バイナリ型。サイズは1~2000バイトまで指定可能。
LONG RAW:RAW バイナリデータ
可変長バイナリ型。最大2GBまでのバイナリデータを指定可能。
LONG型と同じ制限がある。
BLOB:バイナリデータ
大きなデータを扱う。最大サイズは4GB。
BFILE:データベース外部のがいるを参照するバイナリデータ
読み取り専用。外部ファイルに格納されるバイナリファイル。最大4GB。
OSファイルとして保存されているデータにアクセスできる。