Select Caseステートメント
Select Caseステートメントでは、複数の条件によって処理を分岐させることができます。
Ifステートメントは条件の分岐が少ない場合に使います。Ifステートメントでも複数の条件分岐も可能ですが、可読性が落ちるため、Select Caseステートメントを使います。
基準となる値もしくは変数の値により、複数の処理に振り分けるときにSelect Caseステートメントを使います。
Select Caseステートメントの書き方
Select Caseステートメントは、以下のように記述します。
Select Case 変数もしくは基準となる値
Case 条件1
処理1
Case 条件2
処理2
Case Else
どの条件にあてはまらなかった場合の処理3
End Select
変数もしくは基準となる値が条件1に合致する場合は、処理1を実行します。
変数もしくは基準となる値が条件2に合致する場合は、処理2を実行します。
変数もしくは基準となる値が条件1が条件1・条件2に合致しない場合は、処理3を実行します。
条件は以下のように記述します。
Select Caseステートメントのサンプルコード
以下のコードでは、セルD3の値によって評価S、A、B、Cを返すようにしています。
上記のサンプルコードをIfステートメントで記述すると以下のようになります。
このくらいだとIFとSelect Caseでそこまで違いはないですが、Ifの方が文字が多く、Select Caseの方がスッキリしていて読みやすいことが分かります。