オーロラさんの勉強帳

IT企業勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。少しでもお役に立てたら幸いです。

【統計・データ分析】【基本】箱ひげ図の作成方法・使い方

 

箱ひげ図を作成する際は、四分位数を使います。四分位数については、以下の記事をご参照ください。

 

箱ひげ図とは

箱ひげ図とは、データのばらつきを可視化するための統計図です。データ群ごとに箱ひげ図を作成し、比較することで、データのばらつきを調べることもできます。

 

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箱ひげ図をExcelで作成する方法(Excel2016)

以下のデータで箱ひげ図を作成してみましょう。

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1.データ部分を選択した状態で「挿入」タブ>「統計グラフの挿入」>「箱ひげ図」を選択します。
※A列の日付情報は選択しません。

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以下のような箱ひげ図が作成されます。

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2.体裁を整える

タイトルを入力し、グラフ下部の「1」を削除します。

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「グラフのデザイン」タブ>「グラフ要素を追加」>「凡例」で凡例を追加します。

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以下のような箱ひげ図が完成します。
※体裁などは好みで他にも変更してみてください。

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データの分布を比較することができます。

 

補足情報

以下のようにデータを整形して、箱ひげ図を作成するとA稲荷、B大社、C神社とグラフの下に横軸が表示されます。元のデータを整形して、箱ひげ図を作成するのもいいかもしれません。

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