Int関数とは
Int関数は引数に指定した数値の小数部分を切り捨て、整数部を返します。
構文
Int(数値)
引数の数値が正の値1.1~1.9なら1を返します。引数が負の値-1.1~-1.9なら-2を返します。後述するFix関数の場合、引数が負の値-1.1~1.9なら-1を返します。負の数値について、Int関数・Fix関数で扱いが違います。
Int関数のサンプルコード
A列の数値をInt関数を使って小数を切り捨てて、B列に代入しています。
Fix関数とは
Fix関数は引数の数値の小数を切り捨てて、整数を返します。
構文
Fix(数値)
引数の数値が正の値の1.1~1.9なら1を返し、負の値の-1.1~-1.9なら-1を返します。
Fix関数のサンプルコード
A列の数値をInt関数で変換した数値をB列に、Fix関数で変換した数値をC列に代入しています。正の値は同じ結果ですが、負の値の場合に結果が異なります。