本記事では、データベースのバックアップ種類である「フルバックアップ」、「増分バックアップ」、「差分バックアップ」を紹介します。
基本情報技術者、応用情報技術者、データベーススペシャリスト試験で出題されることが多いので、試験対策として本記事を活用いただけたら、幸いです。
フルバックアップ (全体バックアップ)について
バックアップ対象のデータをすべてバックアップすることを、フルバックアップといいます。
フルバックを取得する周期が短いほど、復旧にかかる時間は短くなります。ただし、バックアップの取得には時間がかかります。
以下は、毎日フルバックアップを取得するイメージ図です。日曜日のバックアップ取得後に障害が発生した場合は、直近で取得したバックアップデータで復旧させます。

増分バックアップについて
前回のフルバックアップまたは、増分バックアップ以降に変更されたデータをバックアップすることを、増分バックアップといいます。
増分バックアップは1回にかかるバックアップに要する時間は最も短くなります。
ただし、復旧時には、前回のフルバックアップおよび、それ以降のすべての増分バックアップを用いる必要があるため、通常、最も復旧に時間がかかります。
以下は月曜日にフルバックアップを取得後、毎日、増分バックアップを取得するイメージ図です。
日曜日のバックアップ取得後に障害が発生した場合は、月曜日のフルバックアップと、それ以降の火~日曜日の増分バックアップを使用して復旧させます。

差分バックアップについて
前回のフルバックアップ以降に変更されたデータをバックアップすることを、差分バックアップといいます。
前回のフルバックアップからの変更データのみをバックアップするため、バックアップにかかる時間は短いですが、復旧するためには前回のフルバックアップを適用後に、直近の差分バックアップを適用する必要があります。
以下は月曜日にフルバックアップを取得し、毎日、差分バックアップを取得するイメージ図です。
日曜日のバックアップ取得後に障害が発生した場合は、月曜日のフルバックアップ、日曜日の差分バックアップを使用して復旧させます。

以上、お読みいただきありがとうございました。