オーロラさんの勉強帳

IT企業勤務。データベース、Excel、Excel VBA、ネットワーク、LinuxなどIT関連のことを主に書いていきます。少しでもお役に立てたら幸いです。

【Oracle】A5:SQL MK-2からSYSユーザーでオラクルデータベースに接続する方法

A5:SQL MK-2からSYSユーザOracleデータベースに接続する方法を紹介します。


<目次>

環境

  • A5:SQL MK-2 Version 2.19.2 (x64 edition)



今回、実施する内容

  • A5SQLにて、SYSユーザーOracleデータベースに接続する接続情報を作成する
  • 作成した接続情報を使って、SYSユーザーOracleデータベースに接続する



A5SQLを使ってSYSユーザでOracleデータベースに接続する方法

SYSユーザでORACLEデータベースに接続する接続情報を作成する

1.A5SQLを起動します

A5:SQL-MK2

2.画面上部の「データベース」タブ「データベースの追加と削除」を順番に選択します

A5:SQL MK-2 「データベース」タブ

3.ORACLEデータベースに接続可能な接続情報(画像の場合は「ocrl2 (Oracle)」)を選び、「コピー」を選択します。
※もし、ORACLEデータベースへの接続情報が未設定の場合は、「追加」から新規で設定します

A5:SQL MK-2 「データベースの追加と削除」画面

4.「データベース別名」に任意で名前を設定、「コピー」を選択します

A5:SQL MK-2で識別するデータベース別名を入力

5.コピーした接続情報を選び、「修正」を選択します

A5:SQL MK-2 データベースの追加と削除

6.「基本」タブの「ユーザーID」SYS「パスワード」にSYSユーザーのパスワードを設定します

A5:SQL MK-2 データベースの内容を登録

7.「その他」タブの「ロール」のプルダウンにて、「SYSDBA」を選択します

A5:SQL-MK2 データベースの内容を登録

8.「テスト接続」を選択し、接続に成功したことを確認の上、OKを2回選択します

A5:SQL MK-2 テスト接続

9.「閉じる」を選択し、データベースの追加と削除画面を閉じます

A5:SQL MK-2 データベースの追加と削除

作成した接続情報を使って、SYSユーザでORACLEデータベースに接続する

1.作成した接続情報の上で右クリック、「データベースを開く」を選択する

A5:SQL MK-2

2.「接続」を選択する
※更新操作をしない場合は「読み取り専用でログイン」にチェックをする

A5:SQL MK-2 データベースログイン

3.SYSユーザーでOracleデータベースに接続される




参考情報:データベースの接続情報でロールを設定しなかった場合 (ORA-28009)

接続情報を設定する際にロールが未設定の場合は、「ORA-28009:SYSでの接続はSYSDBAまたはSYSOPERで行う必要があります」Msgでデータベースに接続できません。
※「SYSユーザでORACLEデータベースに接続する接続情報を作成する」の「7.」を参照し、ロールに「SYSDBA」もしくは「SYSOPER」を設定してください。(SYSDBA、SYSOPERともに管理者権限です。権限の違いについては本記事では割愛いたします)

ORA-28009:SYSでの接続はSYSDBAまたはSYSOPERで行う必要があります

以上、お読みいただきありがとうございました。