日付や時間を扱う基本的な関数をまとめて紹介します。
Now関数
Now関数は現在の『日時』を返します。引数はありません。ExcelのNow()と同じ働きをします。
※日時はパソコンが設定されている情報を返します。
書式:Now
サンプルコード
Date関数
Date関数は 現在の『年月日』を返します。Date関数の範囲は西暦0001年1月1日から9999年12月 31日までです。ExcelのToday()と同じ働きをします。
※年月日はパソコンが設定されている情報を返します。
書式:Date
サンプルコード
Year関数
Year関数は、引数に指定した日付データから年を表す数値を返します。
書式:Year(日付)
サンプルコード
Month関数
Month関数は、引数に指定した日付データから月を表す数値を返します。
書式:Month(日付)
サンプルコード
Day関数
Day関数は、引数に指定した日付データから日を表す数値を返します。
書式:Day(日付)
サンプルコード
DateSerial関数
DateSerial関数は、年・月・日をそれぞれ個別に指定して、日付データ(シリアル値)を返します。
書式:DateSerial(年,月,日)
- 年:年を表す整数の数値を100~9999の範囲で指定
- 月:月を表す整数の数値を1~12の範囲で指定
- 日:日を表す整数の数値を1~31の範囲で指定
サンプルコード
DateValue関数
DateValue関数は、日付を表す文字列を日付データを作成します。
書式:DateValue(日付を表す文字列)
引数は「2020/1/1」、「2020年1月1日」、「令和1年1月1日」 、「20-1-1」などの形式で指定できます。
引数で年を省略した場合は、システムの年になります。
サンプルコード(※画像取得:2020/12/18)
DateAdd関数
DateAdd関数は、引数で指定した日付に、指定した時間を加えた結果を取得します。
書式:DateAdd(時間単位, 加算・減算する整数,基準日付)
引数の時間単位は文字列形式で指定します。指定する引数は、以下表を参照してください。
加算・減算する整数には、基準日時に加算・減算する整数を指定します。加算・減算する整数に時間単位を付けたものが基準日付に加算・減算されます。
基準日付は、基準となる日付です。この値に対して、加算・減算します。
サンプル
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Datediff関数
Datediff関数は、2つの日付の間隔(期間/経過日時)を求めることができます。引数の時間単位によって、経過分、経過時間、経過日数など、様々な単位で経過した期間を取得できます。
書式:DateDiff(時間単位,開始日付,終了日付)
時間単位はDateAddと同様に以下の引数を指定します。
開始日付、終了日付は間隔を求める開始日付、終了日付を指定します。
サンプル
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