記事の目的
ユーザの追加・パスワードの設定方法、コマンドを学ぶこと。実際に手を動かしてLinuxを理解することを目的とします。
ユーザを追加するコマンド
ユーザを追加するコマンドは以下の通りです。
useradd [追加するユーザ名]
※管理者ユーザで実行する必要があります。
追加したユーザにパスワードを設定するコマンド
ユーザのパスワードを設定・変更するコマンドは以下の通りです。
passwd [パスワードを設定するユーザ名]
※管理者ユーザで実行する必要があります。
一般ユーザでpasswdコマンドを実行すると、自分自身のパスワードを変更することができます。管理者ユーザのみユーザを指定してパスワードを設定することができます。
passwdコマンドにオプションを付けて、ロックをする、パスワードを削除するなどもできますが、この記事では紹介を省きます。
ユーザを追加して、パスワードを設定してみよう
1.suコマンドで管理者ユーザ(root)に切り替えます。
2.useraddコマンドで「test」というユーザを追加。ユーザ「test」に対してpasswdコマンドでパスワードを設定。
以上で完了です。
設定が出来ているかどうか、確認のためにrebootコマンドで再起動をしてみましょう。
以下のように「test」ユーザが作成されていることが確認できました。
ユーザの確認は、su [ユーザ名]でユーザを切り替えて確認しても良いでしょう。以下ではユーザ「aurora」からユーザ「test」に切り替えています。
suコマンドは管理者ユーザへの切り替えだけではなく、指定したユーザに切り替えることもできます。
WindowsPCでLinux環境を構築する方法は以下の記事をご参照ください。