Oracle VM VirtualBox7.0の仮想マシン上のWIndowsServer2022にVirtualBox Guest Additionsをインストールする方法を紹介します。
<目次>
- 環境
- WIndowsServer2022にVirtualBox Guest Additionsをインストールする
- VirtualBox Guest Additions クリップボードの共有、ドラッグ&ドロップの設定
環境
- ホストOS:Windows11
- ゲストOS:WindowsServer2022
- 仮想化ソフトウェア:Oracle VM VirtualBox7.0
WIndowsServer2022にVirtualBox Guest Additionsをインストールする
1.Oracle VM VirtualBoxを起動し、WindowsServer2022をインストールした仮想マシンを選んだ状態で、「起動」を選択する
2.画面上部の「デバイス」、「キーボード」、「送信 Ctrl+Alt+Del」を順番に選択する
※キーボードでCtrl+Alt+Delを押すと、ホストOS側の操作になってしまうため、画面上で操作をします。
3.パスワードを入力し、「Enter」キーを押し、ログインする
4.画面上部の「デバイス」、「Guest Additions CD イメージの挿入」を順番に選択する
5.「エクスプローラー」を開き、「VirtualBox Guest Additions」を選択、「VBoxWindowsAdditions.exe」をダブルクリックで実行する
6.デフォルトのまま「Next」を選択する
7.デフォルトのまま「Next」を選択する
8.「Reboot now」を選び、「Finish」を選択する
※Reboot nowがデフォルトです。
※WIndowsServerが再起動します。
以上で、仮想マシン上のWIndowsServer2022に、VirtualBox Guest Additionsをインストールする作業が完了です。
本記事でVirtualBox Guest Additionsの詳細は省きますが、以下の設定(クリップボードの共有、ドラッグ&ドロップ)を追加で実施しておくと便利です。
VirtualBox Guest Additions クリップボードの共有、ドラッグ&ドロップの設定
2通りの設定方法を紹介します。どちらから設定しても問題ありません。
「仮想マシン」タブからクリップボードの共有、ドラッグ&ドロップの設定をする方法
1.WindowsServer2022を起動し、画面上部の「仮想マシン」、「設定」を順番に選択する
2.「一般」を選択、「高度」タブを選び、「クリップボードの共有」および「ドラッグ&ドロップ」のプルダウンを「双方向」に変更する
「OK」を選択する
「デバイス」タブからクリップボードの共有、ドラッグ&ドロップの設定をする方法
1.画面上部の「デバイス」タブを選択、「クリップボードの共有」、「ドラッグ&ドロップ」を「双方向」に設定する
※私の環境では、クリップボードの共有はできていますが、ドラッグ&ドロップの操作が不安定(一部操作できない状態)でした。ホストOS、ゲストOSのバージョンの問題かなと思いつつ.....
以上、お読みいただきありがとうございました。